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先輩の背中。

小学校、中学校の頃は友達も少なくて、ゲームと漫画と作曲に夢中で。
当時の人生の先輩はゲームや漫画の登場人物だった。
同い年のピエトロの勇気ある戦いに力をもらっていた。
大空翼に部活とは命をかけるべき青春の一ページだと教わった。
まあ中学の部活では命をかけるつもりで取り組んだ合唱部で完全な空回りをしたわけだけど。
でもいまでも、ジタン・トライバルが言うように誰かを助けるのに理由がいらないのは間違いないと思うし、ポップが言うように短い人生でも閃光のように輝いていられたらと思っている。
私が熱い人間と言われる事があるならば、その熱を一番はじめに養ったのは間違いなく彼らである。


高校の頃。
私は演劇部と合唱部の掛け持ちで、しかも音楽科だったのでそっちの練習もあったしでなかなか忙しい時を過ごしてきた。
合唱部に遅れて演劇部に入部したすぐの頃。夏休み前だったか。二つの部活の練習日が初めて重なった日。
合唱のほうがコンクールが迫っていたのもあってか、その日は演劇部を休ませてもらうことにして、演劇部の先輩にそれを恐る恐る伝えに言った。怒られるかなーとか思って、腰を低くすみませんと言った気がする。
先輩はあっさり了承してくれた。
その時に、「休むのは別に大丈夫。休んだ分どう補うかとか、それぞれどうバランスとってやっていくかは自己責任やから」みたいな事を言ってくれた。
まだルールを知らないこどもやったから、先輩がそう言ったのがすごくかっこよくて感動した。
こんな責任感のある人間になりたい。
そうか、演劇やってるからこの先輩はこんなに人間性がある素敵な人になってるんだ。

その時から、自分の幼稚さが大嫌いだった私はあっという間に芝居に夢中になった。
私の中で芝居をしてる人=責任感と礼儀を知る、熱い人だった。芝居の場にいる自分は、ちょっとだけ好きになれた。




小劇場で役者をはじめた頃。ほんまの初舞台の時やったから18の時か。

演出から技術的にいろいろと難しい(と当時感じていた)要求をたくさんされていたんだけど、なかなかそれがうまくできず。
冗談めかして、コミュニケーション取ろうとしたんやったかで、ある時先輩役者に「どうすればいいんでしょうねー(笑)」と話かけたことがあった。そしたら「や、それを自分で考えなあかんやん!」と叱られた。

そらそうや。と今となっては思うわけだけども。

でも当時は叱ってくれたそんな先輩役者の姿勢がすごくかっこよく見えて感動した。「そうやんな、役者さんってそういうもんやねんやな!」憧れと、そういう前に進める人になりたいって気持ちがその時の私をひとつ強くしたのをよく覚えている。


いまでは当たり前になっていること。アホかと鼻で笑う人もいるかもな。振り返れば当時はそんな事もわかってなかったんやなあと苦笑いしかできないんだけど。でも大事にとっている言葉。
先輩方がくれた言葉っていうのはとっても胸に響くもので。忘れてはいけないもので。

当時からちょっと年を取って、役者として認められない、役者として扱ってもらえない時期が続いて、それにコンプレックスを背負いながらも、今度は私から誰かに言葉をかける機会っていうのが少なからずあって。
私は、当時の私が心動いたような言葉を投げかけられてるんだろうか。そういう疑問はずっとある。

先に書いたコンプレックスを言い訳に屁理屈ばかり言ってるような気もする。
そのコンプレックスも経験則としてうまく話せてればいいんだろうけど。

役者に限らない。人間、先輩の背中を見て育つもんだ。

私の背中、育ってんのかなあ。背中って自分で見れないから。


そんなことぼんやーり考えながら、音響現場の小屋入りに向かうのでした。


音響。かんけーないやん(゜ロ゜)いやいや。
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